院長コラム6月号
日本の人口の3人に1人が、私も含めて高齢者だそうです。
私の場合、周りの心優しい若い人たちが十分に気を遣って私の生活のサポートをしてくれて何とか仕事をしているのが現実です。
端から見ればフラフラと足元はおぼつかないし、すぐに疲れてしまう体力だし、物忘れも激しく、何かやり忘れてはいないか、やり遂げる体力が残っているか、不安になったり、できないことにイライラする日々です。
にもかかわらず、始末に負えないことに、まだ心の片隅に、俺はまだ若い者に負けないぞと言う厄介なプライドが残っていて、子供扱いされたり、余計なお世話をされたりすると、感謝するより子供扱いはやめてくれの方が先に立ってしまいます。
本当に、老化すると言う事は本人自身にも、周りの人々にも扱いにくく困った問題なのです。