院長コラム6月号
先日、女房の故郷である山形に、息子と孫を連れて行ってきました。目的はお墓参りで、息子と孫に自分たち家族のルーツを教えておきたかったからです。
人は、太古の昔から今に至るまでDNA(遺伝子)で命をつないで今を生きています。
つまり、人は命の基本となるDNAの鎖を父母から半分ずつもらって新しい命を誕生させます。この生命の営みが繰り返されることで今の私たちがあり、例えば1つでも過去に先祖が途切れたら、今の自分は無いわけです。
昔、何千年もの間日本列島で生活していた縄文人や弥生人などから遺伝子を受け継いで来た先祖達、そして私たちに最も近いDNAをもっているのは父母です。
自分は先祖とDNAでずっとつながっているのだと言う気持ちは、自分は一人ぼっちではないと言う思いになり、強い心の支えになるのではないかと私は考えています
孫からあのおじいちゃん誰?と言われないよう、命のつながりを教えていこうと思っています。