院長コラム3月号
いよいよ新型コロナワクチンの接種が迫ってきました。接種をどうするか、多くの人にとって悩ましい問題だと思います。
一般にワクチンとは、身体の中に抗体を作り、できた抗体が外部から侵入してくるウイルスを攻撃して、病気になるのを防ぎます。
しかし、今回の新型コロナウイルスのワクチンは、抗体が出来づらい上に、ワクチン接種特有の副作用(アレルギー反応)が生じる事があります。
一方、ウイルス感染防止の為には、うがい、手荒い、薬物消毒、換気、三密を避けるなど、あらゆる手段がとられていますが、どれも決定的ではなく、ワクチンもその一つだと考えられます。
私は医療関係者なので、摂取を受けた方がより自他共に、安心安全である事は確かなので、その時は受けるつもりです。
一方、前回書いたように、身体の中には浸入して来るウイルスをパトロールし、防いでいる「免疫」という警官がいます。警官がウイルスと効率よく戦えるように、生活の中で体を丈夫にすることが最も大切のように思います。