埼玉県川口市の歯科なら岩下歯科医院

大学時代の６３歳の友人から、糖尿病、心筋梗塞、脳いっ血の3つをやってしまったという手紙をもらいました。
彼の大学時代は、ボート部で活躍するなどの、たいそうな元気者でした。卒後、故郷の青森で開業し、2つの歯科医院を持って活躍しています。元気があるが故に、無理の上に無理を重ねて、身体が悲鳴を上げてしまったんだと思います。

ほとんどの病気は、ある日突然に出てくるものではないと私は考えています。負担をかけすぎて、体のどこかが壊れると、身体はそれに反応して、傷んだ所を治す力が自然に働きます。そして外に向かっては痛みや発熱という信号で、警告を出してきます。

その体の声を聞いて、食事に気をつけたり、休みをとって自然治癒力に任せれば、病気に至らずに済みます。

今の時代は、優しく壊れやすい人の体には厳しい上に、薬や精力剤でおさえこんで、なかなか休ませてくれません。

健康を保つには、はやる気持ちを抑えて、もっとゆっくりとした時間を持つ必要があります。