院長コラム2月
冬の季節は、風邪やインフルエンザが必ず流行しますが、かかる人とかからない人がいます。これは人の体の中には免疫システムが備わっていて、
ウィルスやばい菌の侵入を防いでいることに関係あります。
免疫力をつけるには、適度な運動、ぐっすり眠る、栄養バランス、笑いのある生活などの生活習慣を見直すことで、改善できます。その他、入ってくるウィルスを少なくすることも病気にかからない方法で、うがい、手洗いがその方法です。
一方、最近注目されるのは、歯磨き予防法です。大抵の人は三度の食事の後、歯磨きをしていますが、どんなに上手に磨いても、歯と歯の隙間や歯茎の中には磨き残しがあります。その結果、お口の中に住んでいるバイ菌は、磨き残しの部分から猛烈な勢いで繁殖し、しばらくすると歯磨きする前と同じくらいに仲間を増やします。増えたバイ菌は、唾液と共に飲み込まれるか、歯茎の血管を通して体の中に入っていく為、多量の免疫細胞が使われてしまい、免疫力が低下し病気にかかりやすくなります。
特に朝起きた時には、何時間もお口の中は放っておかれ、病原菌でいっぱいになっていますので、朝いちの歯磨きは、とても有効です。
歯磨きをしてお口の中を清潔にし、免疫力を上げることで病気になりにくい身体づくりをしましょう!